旅の途中で荷物を全部捨てたことで生まれた無限大ストール
東南アジアを中心に旅を始めた頃
困らないよう
あれもこれも詰め込んでいました。
荷物は膨れ上がるばかりです。
美しい景色、素敵な出会いに遭遇しても
その重さに、好奇心も冒険心もなくなり
なぜ歩いているのかさえもわからなくなりました。
荷物を広げて
一つづつ質問していきました。
「これは本当に必要?」
質問していく内に気づきました。
あまり必要でないものが多かったんです。
ほとんどの荷物が不安から持っていることに気づかされました。
その土地その土地を楽しめば
全てその土地で調達もできるし文化も知れる。
荷物を捨てる決心をしたんです。
だって前を向いて歩きたかったから
もっといろんなものを軽やかに見に行きたかったから
いざ荷物を手放そうとすると
ものすごい不安と恐れが襲ってきました。
でも、その感情と逆に奥の方に
ワクワクな感覚があることをとらえたんです。
軽やかに旅をする私の姿が見えたからです。
意を決して手放すと
感情が溢れ出し好奇心も笑顔も蘇ってきました。
それからのパッキングの基準は
不安からの荷物か
軽やかに世界を見るための荷物か
私に質問するようになりました。
荷物を少なくする中で
一番難しかったのは衣類です。
寒暖の差が激しい地域や
国をまたいだ時一気に気候が変わったりするからです。
これをどうするか悩みました。
韓国で仕入れの途中でもらった
サンプルの布一枚
これがとても重宝していました。
寒い時は首にぐるぐる巻いたり羽織ったり
でも旅の途中で落としてしまうんです。
だから端と端をつなげて輪っかにして
寒くない時は首に引っ掛けるようにしていました。
少しは使いやすくなったのですが
羽織るようにした時、肩の部分が落ちてきてしまう。
どうしたらいいかな?
肩に沿うように
肩に沿うように
肩に沿うように
ずっと考えていたら
無限大の形状にすることを思いつきました。
それが当たりでした。
そしてここでは終わらない私
見た目の素敵さも大事だったからです。
だって身につけている自分がワクワクしたかったから
だから前回の記事で書いていた↓
フランス人の巻き方になるよう
サイズ調整し現在の無限大ストールに仕上がりました。
首に巻くだけでとっても暖かい
飛行機の中でブランケットの代わりになり
頭布のように被り突然の雨(小雨程度)の雨除けにできたり
ケープ状に覆ってカメラや荷物を隠したり
肌を露出してはいけないお寺などでさらっと羽織れたり
この一枚で様々な機能を発揮します。
無限大ストールが発売されてから
愛用してくれる人がいろんな使い方をして
新しい世界を見せてくれました。
授乳ケープとして、着物の羽織として
冷房の効きすぎるオフィス用として
まさに着こなし無限大✨
私がこのストールを愛してやまない理由です。
現在、無限大ストールの期間限定の予約販売中
(予約販売分のみ生産)
予約販売の期間は3/20まで
3月末から順次発送していきます!
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