言いたいことを我慢してたから卵巣嚢腫が破裂した〜タイでの手術&入院生活記録〜
5年前にですね
タイのバンコクに滞在中
手術&入院するという経験をしました。
タイに出発する一週間前に生まれて初めて
発作が起きて倒れて救急車で運ばれたんですよ。
でもその時は原因がわからなくて点滴打ってたら
治まってきたんで「急性腸炎」と診断されて帰らされました。
滞在中またあの発作が起こったんですよ。
全身の痛みに嘔吐を繰り返し吐くものもないのに
嘔吐が止まらなくて胃液を吐き続け
徐々に意識も朦朧となり
あ マジやばいかも。。
地球の歩き方見て日本語の通じる病院へ
電話をかけタクシーにやっとの思いで乗り込んだら
今いる場所から遠いので近くの病院を紹介するといわれ
タクシーの運ちゃんに電話を変わり連れて行ってもらうことに
そしたら、タイによく行く人ならご存知だろうけど
あの有名な朝のラッシュにかかっちゃたんだよね。
信号が赤のまま、全く変わらない。
そして私の嘔吐もますます激しくなり
タクシーの運ちゃんもなんかびっくりしちゃって
外に出て警察の人になんかワーワー言いだして
そしたら、あのなかなか変わらない信号が変わったんだよね!
う〜ん奇跡!ってその時はそれどころじゃなかったけど。
着いた病院での診断が「卵巣嚢腫の発作」
緊急に手術が必要とのこと
え?急性腸炎じゃないの??
えええ?手術!?
手術が始まる前にいろんな手続きがあるんだけど
タイは手術の保証人はいらないんですよ
本人の承諾のみ。
聞かれたのは「ご家族に連絡は手術前にしますか?それとも後にする?」って
心配かけたくなかったんで「後でする」と伝え、よくわかんないけど
意識朦朧としてるのに何枚もの書類にサイン書かされて
エステとかで出されるようなカルテに「手術&入院パック」AコースやらBコースやら
好きなの選んで(笑)って言われるし!
「この一番安いやつで!!」って
もうこちとらそれどころじゃねーんだよ!!と思いながらも
淡々と手続きされました。
病院には日本人が一人いるんですが人手が足りないのでトランシーバーみたいなのを
持たされその日本人の看護師さんに通訳してもらいながらの手続きでした。
手術の直前にまた激しい発作が起こり
さすがの私ももうダメだと思いました。
人ってこうやって死ぬの?
なんてあっけない。。。
そのまま記憶をなくし
気がつけば病室でした。
無事、手術も終わりなんと卵巣嚢腫が破裂したとのことでした。
その日はカンボジアへ移動する日だったんですが
向こうで発作が起こっていたら確実に死んでいたそうです。。
しかも急遽紹介された病院が婦人科に特化された病院だったので
すぐ処置ができたとのことでした。
もうなんか生かされたなぁって涙が滲みました。
ちなみに私が運ばれた病院がこちら↓
116th BNH Hospital (Heritage of Good Health)
この病院ですね。アメリカなどからメディカルツアーで使われてる病院で
本当に設備が素晴らしいのです。
病室も個室だったんですが綺麗でホテルみたいでした。
そして期待してなかった病院食が結構美味しいんですよ!
こんな感じ
おやつもついてて毎回の食事が楽しみでした♩
病院の一階ロビーがこんな感じ
なかなか快適にすごせました。
この手術&入院パックのお値段ですが日本円にして30万くらいです。
日本の場合、大部屋で同じ金額だそうです。
思いがけずメディカルツアーしちゃいましたが
本当にみんな優しくて癒されました。
これがタイでの手術&入院生活の記録です。
でね。話は変わるけど言いたいことを我慢してたり
感情に蓋をしていると卵巣や子宮が負担を背負うことになるそうです。
私はもう溜め込みすぎちゃって破裂したんだなぁって
今ならよくわかります。
我慢しすぎたあげく、湧き出した感情をなかったことにしようという
努力をものすごくしてました。
心も体も自らいじめてたんだなぁって
こうなってから気づきました。
心の声をごまかしてもカラダが本音で答えるんですよね。