イマヨシ工房

CASUAL ATTRACTION

悲しみを受け入れるまでの数日間

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2019年10月2日

愛するゴウちゃんが旅立った。

 

うちに来た時は10歳を超えていると聞いていた。

正しい歳はわからないけど。

 

 

一緒に過ごしたのは

たったの四ヶ月弱。

 

 

こんなに短い期間だったのに

ゴウちゃんの存在感はとてつもないものだった。

 

 

亡くなる2、3日前から帰ってこなくなって

胸が張り裂けそうになりながら探し

祈りながら帰りを待った。

 

 

やっと帰ってきたと思ったら

すっかり弱りきっていた。

 

尿道結石による尿道閉塞で

おしっこが出ない状態が続き

毒素が身体中を巡っていたからだ。

 

最後の力を振り絞って

私の元に帰ってきてくれたのかと思うと

苦しくてたまらない。

 

 

ゴウちゃんがいないという事実を

受け入れることができなかった。

 

声をあげて泣き続けた。

子供の時のように。

 

ゴウちゃんと過ごした時間を思い出しては

苦しくて苦しくて。

 

 

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いつも私のそばで幸せそうにグルグルと喉を鳴らしていた。

その姿を見るだけで私は安心感に包まれた。

 

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起きている時は、いつも私の膝の上に乗ってきて

丸まったり、しがみついたり、頭を押し付けてグルグル言ってた。

 

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なんて可愛い生き物を神様はつくったんだ!

っていつも思った。

 

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「ゴウちゃんウチに来てくれてありがとう」って

伝えると「グルグル」がますます大きくなる。

そんな日々。

 

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本当に愛されていることを

ひしひし感じて幸せだった。

 

この時間がずっと続くと思ってた。

 

 

涙が溢れて止まらない。

 

愛くるしくて

愛くるしくて

 

胸が苦しくて

張り裂けそうで

 

どうしようもできない

この気持ちを受け入れる覚悟をして

悲しみに寄り添って

深く深く潜っていった。

 

 

その思いを泣きながら

ノートに書きまくった。

 

何ページも。

 

 

「なんでこんなに苦しいの?」との問いに

 

愛したこと

愛されたことの証

 

という言葉が出てきた。

 

涙がまた溢れて溢れて。

 

 

ゴウちゃんと生きる

 

と決めた。

私がそう決意したら

胸のあたりがブアンとあったかくなった。

 

 

 ゴウちゃんと繋がった気がした。

 

いたるところにゴウちゃんを感じ

でも姿を見ることができなくて

まだまだ苦しいけど

顔も泣きすぎてぐしゃぐしゃだけど

 

ゴウちゃんと喜びや楽しみを存分に感じるために

最高の人生にしようと思った。

 

 

今、胸がものすごく

あったかいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

MIHO IMAYOSHI