作ることが瞑想だった
私にとって
ものを作ることが瞑想だった
子供の頃から
何かしら作ることが好きだった
ものを作っていると
無心になって気がついたら
何時間も経っていた
そんなことしょっちゅうだった
何かを作っているとき幸せだった
ものを作る道具やパーツは
私にとって魔法のアイテムのようなもであって
だからこそ惹かれるんだと思う
私の作品の染めを手がけてくれたティティチャイ
彼にものすごく惹かれたのも
彼を通してかつての自分を見ていたからだって気づいた
不純物のない純粋なモノづくり
作品が認められたり
褒められたりすると
意識がそこに向いてしまう
自分以外の他の目線を意識して作り出してしまう罠
そうして不純物が入り込む
純粋なエネルギーが濁っていく
なぜそうなってしまうのか
インスピレーションがわかなくなって
そのワケを探す長い長い旅だった
根底にある欠乏からの欲求
それが純粋なモノづくりから
掛け離れるものになっていた
欠乏を感じると恐れが湧き上がる
でも、その恐れも実は幻だったと気づく
すごくクオリティの高い幻
ある意味、芸術の域
安心に身を委ね
抵抗せず
信頼する
新しいモノづくり
始めます。