イマヨシ工房

CASUAL ATTRACTION

カンボジアに嫉妬していた

f:id:m-ima:20160414133657j:plain

 

 

イメージとは曖昧なもので

人それぞれの持っている前提で

それはまるで違う世界となる

 

 

勝手に貧しいと思っていた

勝手にかわいそうだと思っていた

そう思いたかったんだと思う

 

当時、驕りたかぶっていたわたしは

違和感を感じつつも

そのフィルターのかかったメガネを外そうとしなかった

 

偽りのアイデンティティーを大事にして

 

ありのままで過ごしている姿を

今を楽しんでいる姿を捻じ曲げて見ていた

 

本当はただただ

羨ましく嫉妬していただけだったのだと思う

楽しそう幸せそうだと認めてしまうと

さらに自分の孤独感が増すような感覚だったのかもしれない

 

自分の中の孤独と空虚感を認めるのが怖かったんだと

 

そんな自分でいたから

正義感を盾にした

心が貧しくて寂しさに飢えている

外から来た余計なお世話な人たちを引き寄せた

 

彼らを見て感じた

ものすごい違和感と嫌悪感

彼らは私の写し鏡だった

 

 

そんな自分の姿を知ってしまって

吐いて吐いて吐いて

胃が空っぽになっても吐き続けた

高熱にうなされ一人ぼっちになった

 

 

そんな時

私に優しく笑顔を向けてくれた人たちは

私が嫉妬してた人たちだった

 

 

湧き出す感情に素直で

私が隠したがっていたものも平気で表現している

そして誰よりも今を生きて

そのままを体感している

 

何をカッコつけてたんだろう

弱さを見せれるって自然なことで素敵じゃないかって

そう思えるようになった

 

 

f:id:m-ima:20160414134020j:plain

 

 

自分の在り方に

嘘や偽り隠し事をなくしていくと

外側の現象が今までと同じであっても

感じるエネルギーが軽い

 

感じるエネルギーが軽いと

外側にテコ入れしようなんて思わなくなる

 

ただそのエネルギーを堪能したくなる

 

そうすると現実世界で

おもしろいくらいに

くるっとカードがひっくり返ることが起こってくる

 

あんなに躍起になって疲弊して得たくて得られなかったことが

ポン!って差し出される現象が起きてくる

 

その優しさに戸惑ってしまうくらい

 

 

 

奇跡ってそうやって

起きていくのかもしれない 

 

 

f:id:m-ima:20160428002904j:plain

 

 

អរគុណ។

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:m-ima:20170330162920j:plain

 

f:id:m-ima:20170330164318j:plain

  

f:id:m-ima:20170330170010j:plain